真田コラム

「批判者」になるか、「学習者」になるか(3月28日ニュースレター掲載分)

人生には失敗や挫折、自分の期待と違う出来事、
予期せぬトラブルなど苦痛を伴うことがあります。
誰にでも苦しい時はあるはずです。

私は会社を設立して12年になりますが、
経営者をやっていると、とりわけ色々なことが起きます。
心理学を学び、セルフコントロールを学んできたので、回復できますが、
それでも一時的には落ち込みを感じることがあります。

最近、そんな時に私が意識していることを紹介します。
それは、自分は『批判者』か『学習者』か、
今どちらになっているだろうかということです。

『批判者』は、嫌な目にあったり、自分が望んでいない状況に
遭遇した時に、その状況や相手を批判し、「誰のせいだろう?」
「どうして私がこんな酷い目にあわなければいけないのか?」
という問いを立てます。
『学習者』は、この状況を学習の機会と捉え、
「どんな選択ができるだろう?」「この件で私は何を学べるだろう?」
という問いを立てます。

『批判者』になることは簡単です。というより、普通に生きていれば、
自然と『批判者』になってしまうことが多いのではないでしょうか。
しかし『批判者』として生きることで、一番損害を被るのは自分自身です。
他人や周囲を批判しているその瞬間は、憂さ晴らしになり、
快感があるのですが、その代償は大きいものです。
何故なら、何も事態が好転しないからです。
むしろ、更なる不幸が自分を襲うことになります。
辛い事態を、その後も甘受し続けることになるのです。

一方、『学習者』は、どんな辛い状況も肥やしにして活かすので、
この状況から脱出し次のステージに進むことが出来ますが、
『学習者』になるには努力が必要です。
一番、効果のある方法は、「自分は『批判者』になりたいのか?
『学習者』になりたいのか?」と自分に問いかけることです。
そして「今、自分は『批判者』になってはいないか?
『学習者』になれているだろうか?」と問いかけることです。

来週から新年度です。
『学習者』として、新しいスタートをきってみませんか?

更新日: 2013年 03月 29日

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