真田コラム

ダラスで感じたこと(7月7日ニュースレター掲載分)

先月、ダラスで開催されたサーバントリーダーシップの国際カンファレンスに参加してきました。
世界各国からリーダーシップ・人材開発・組織開発の専門家が
集まっていましたが、日本からは私一人でした。

分科会で様々な事例発表があったのですが、その中に韓国の半導体企業の事例がありました。
会場は超満員で、世界各国の人たちがいかに韓国企業に注目をしているかを肌で実感しました。
残念ながら日本企業の事例はありませんでした。私しかいないので当たり前ですが。
海外に行くと日本のことがよく見えてきます。
正直、日本への関心が随分と下がっているなと感じました。

分科会に先だって、MITのダニエル・キム博士の基調講演がありました。
リーダーシップの進化についての非常に興味深い内容でした。
その中で、企業の成長プロセスの中でリーダーが主役となる場面とマネジャーが主役となる場面が
交互に来るという「healthy Leader-Manager-Leader Cycle」が紹介されました。   
事を起こす時はリーダーが必要ですが、それを安定して運用するにはマネジャーが必要です。
しかし、安定運用が続けばいずれ停滞が起こります。
そこで、リーダーが変化を起こす必要があります。そして次にはマネジャーが…と続いていくのです。    

日本もかつての高度成長時代にはマネジャーが必要でした。
そして、今は長い停滞期です。
リーダーが変化を起こす必要があります。
今の日本に必要なのは、リーダーなのです。

リーダーには2つのことが求められます。
一つはその組織や集団が目指すべき方向を指し示すこと。
もう一つはそこへ行きたいとメンバーに思ってもらい、彼らの能力を引き出し、その活躍を支えること。
どちらが欠けてもその組織は前へ進めません。
サーバントリーダーはその両方を実行するリーダーなのです。

今回参加した国際カンファレンスで得たリーダーシップに関する学びの詳細は
8月4日開催の講演「これからの時代に求められるリーダーシップとは」でお話します。
皆さんぜひお越しください。

更新日: 2011年 07月 07日

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