真田コラム

パラダイムシフトを阻むもの(12月13日ニュースレター掲載分)

人は誰しもパラダイムを持っています。
パラダイムとは「モノの考え方」や「思考の枠組み」を指します。
パラダイムを持つことで、人は物事を早く理解したり、
効率化を図ることができます。

しかし、一方でパラダイムは思考を固定化し、
新しい現実を認めないという弊害があります。
パラダイムを持つことはいいのですが、パラダイムシフトを起こせないと、
現在のような目まぐるしい環境変化の中においては、
現実に対処できないという致命的なリスクとなります。
現に多くの日本企業がパラダイムシフトができず、業績が低迷しています。
企業といっても、それは構成員である一人ひとりの
パラダイムが変わらなかったということです。

私たちのパラダイムシフトを阻むものは何でしょうか?
それは、自分が古いパラダイムに固執しているという自覚の無さ、
あるいは既得権を失いたくないという気持ち、
自分は何でも分かっているという傲慢さ、
現実を素直に受け入れない頑固さ、
見栄、小さなプライドなど様々でしょう。

しかし、現実は残酷なもので、パラダイムシフトをしない人や組織は、
それまでどんなに素晴らしい成果をあげていても、
いずれ滅び去ってしまいます。
では、どうすればパラダイムシフトに成功できるのでしょうか?
それは、素直になることです。
ありのままの現実を謙虚に受け入れることです。

昔はうまく行ったのに、今、うまくいかないものは何ですか?
自分はもっとできると思っていたのに、
結果がついてこないことは何ですか?
今、自分が違和感を感じるものは何ですか?
今、自分が理解出来ないものは何ですか?
目をつぶらずに、観ることです。聴くことです。
そこには、パラダイムシフトの合図があるはずです。

更新日: 2012年 12月 14日

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