真田コラム

大きなプライド、小さなプライド(3月1日ニュースレター掲載分)

人材育成ビジネスをしていて、痛切に感じるのが、
成長する人と成長しない人の差が「素直さ」の有無であることです。
素直な人は、人の指摘やアドバイスを受け入れます。
そして、修正案やチャレンジを実行します。
たとえそこで失敗しても、自分の失敗をも素直に受け入れるので、
それを学習材料として、さらに成長することができます。

しかし、素直でない人は人からの指摘は認めません。
また人のアドバイスにも「自分の考え方と違う」と拒否をします。
行動しないので、失敗もしませんが成長もしません。
たとえ行動しても、素直でない人は自分の失敗を認めずに、
他人や環境のせいにして終わってしまいます。
成長する機会を自分で逸してしまうのです。

では、人は何故、「素直」になれないのでしょうか?
2つの理由をあげたいと思います。

一つは「思考の固さ」です。
今までの考え方で、頭が凝り固まっているのです。
もう一つの理由が、「小さなプライド」です。
「小さなプライド」とは見栄やメンツなどです。
「自分がなんでアイツの指示に従わなきゃいけないんだ」
「周りに軽く見られるんじゃないか」
「無様な姿をさらしたくない」という「小さなプライド」で、
人のアドバイスを受け入れることを拒絶し、
チャレンジして失敗することを恐れるのです。

一方、成長する人は「小さなプライド」など持たずに、
「大きなプライド」を持っています。
「大きなプライド」とは、自分が目指している夢や目標を実現すること。
なりたい自分になることです。これが最高にプライドを満たすのです。
そのためには、その過程で起きる失敗や恥など、ものともしません。
それは栄光のための道程でしかなく、
素晴らしい人生のスパイスのようなものです。
逆に「素直でない人」は「小さなプライド」を優先するあまり、
「大きなプライド」を捨てています。

「小さなプライド」を捨て、「素直さ」を持って、
「大きなプライド」を手に入れてみませんか。

更新日: 2013年 03月 01日

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