真田コラム

期限があることの価値(2015年4月27日ニュースレター掲載分)

あなたは子供の頃、期限ギリギリになって宿題に取り組みませんでしたか?
人は期限を意識することで、初めて本気になるのではないでしょうか。

では、あなたにとって最も大きな期限は何でしょうか?
会社や人間が作ったルールではない絶対的な期限。
それは寿命です。人は必ず死にます。一人の例外もありません。
早いか、遅いかだけの違いです。
それなのに、誰もそのことを普段は考えていません。
期限が「いつなのか」分からないからです。

「時期が分からない」ことで、2つの影響があります。
一つは、一番考えたくない恐怖から目を背けることが出来ることです。
もう一つは、「考えない」ことで、貴重な1日1日を無駄にしてしまうことです。

ではもし、期限が分かっていたらどうでしょうか?
80歳の誕生日に必ず死ぬと分かっていたら、
あなたの人生にどんな影響があるでしょうか?
怖くて仕方ないかもしれない。でも、人は必ず死ぬのだから、不思議な話です。
75歳か80歳か85歳かあるいは10年後か、
いつか分かりませんが、いつか必ず死ぬのです。

私はここ最近、身近な人の死をたて続けに経験しました。
自分にとっても死が決して遠い存在ではなくて、
とても身近にあるものだと分かるようになりました。

もし、期限が分かっていれば、
人は2つのことを自然と考えるのではないでしょうか?

1)そこまでどう過ごすか
これは、自分が一番幸福を感じる時間の過ごし方のことです。
もちろん、人それぞれでしょう。深く深く考えてみました。
私にとってそれは「身近な人」「大切な人」の幸せを
共に感じる時間を過ごすことでした。

2)そこまでに何を成し遂げるか
私は「自分がこの世に、今の時代に、生まれてきた理由」を知りたいのです。
「何を成し遂げるか」という問いは、
「自分が他人や世の中にどう役立ったか」ということです。
それこそが、自分が確かに生きていた足跡であり、証です。

正直、今まで本当に貴重な時間を無駄にしてきました。
期限は分かりませんが、『必ず期限がある』ことを強烈に意識して、
しっかり人生を使い切りたいと思うのです。

更新日: 2015年 04月 28日

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