真田コラム

ヒューマンスキルはサイエンスに基づくアートである(2015年6月24日ニュースレター掲載分)

日本の教育は、学問を「文系or理系」に分けていますが、
欧米の学問体系は「アートorサイエンス」に分かれています。

アートは「人間がつくったもの」のことであり、
美術、文学、音楽はもちろん、歴史、哲学もアートとなります。

一方、サイエンスは「神がつくった世界=自然(ネイチャー)」
を研究する科目です。
「世界=自然」は神の摂理で動いているというのがキリスト教の世界観です。
ちなみに、化学や物理学が自然科学。経済学や心理学が社会科学です。

しかし、日本では経済学は文系と呼ばれ、
心理学は文学部に属することが多いです。
考えてみれば、妙な分類です。

欧米の学問体系になぞらえれば、リーダーシップやマネジメント、
営業、コミュニケーションなどのヒューマンスキルは
全て「人間がつくったもの」であり、『アート』だとも言えます。

しかし、本来ヒューマンスキルにはサイエンスが必要だと私は思うのです。
「人という存在」が神の摂理で動いているからです。
血液が流れ、脳にシナプスがあるのも神の摂理です。
大脳生理学は当然サイエンスです。

同じように、人が何を考え、どういう判断をし、行動するかといった
『人の行動のメカニズム』はサイエンスです。
ヒューマンスキルは最終的には「人間が作り出すアート」ですが、
このレベルを昇華するためには、『人の行動のメカニズム』といった
「サイエンス」が必要なのです。

私は心理学の学びを通じて長年『人の行動のメカニズム』を研究してきました。
そして、それをリーダーシップやマネジメント、コミュニケーションなどの
アートとして昇華してきました。
レアリゼの本やセミナーなどのコンテンツはいずれも、
そうやって開発してきました。
ご関心のある方は、触れて頂けると幸いです。

更新日: 2015年 06月 25日

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