
自分のスタイルを客観的に把握して気づく
- Q.
ボスマネジメントの弊害を自覚していたのでしょうか。
- A.
頭の柔らかい人間は自覚していたと思いますが、自身の実績で課長や、部長代理などになっていますから、多くのマネージャー達は、自分のやり方が正しいと思っている部分がたくさんあるんです。ただ、「実際に部下をリードできているのか?新しいビジネスのソースが生まれているのか?」と問いかけるとなかなかそうではないし、部下を上手に育成している他の人の様子を見て、どうも自分とは何かが違うようだと感じていたと思います。
そのような中で研修を受けたことによって、リードマネジメントとボスマネジメントという考え方を自分の経験や現状に落とし込み、論理的に理解できたので「じゃあ、リードマネジメントという考え方にチャレンジしてみようかな」というような行動に繋がっていったのではないでしょうか。
もともとマネージャーは優秀な人達ばかりですし、論理的に考えるのは全員得意ですから、体感して、理論を理解すると、自分のスタイルを客観的に把握することができます。そうすると、自分が「部下の話をちゃんと聞けていない」、「部下の目標管理をしている、教育しているとは言いながらノルマを与えているだけだ」、「『このやり方でやりなさい』と上から強制的に指示している」といったことに気づきます。
今の時流を合わせて考えると、自分のボスマネジメント型マネジメントではそろそろレバレッジがきかない、ということがだんだんわかってきたのかなと思います。
部下に対してだけでなく、お客様や上司など、誰に対しても応用できる
- Q.
話を聞きだす代表的な手法はコーチングですが、違いは何かありますか。
- A.
ベースになっている選択理論心理学やリードマネジメント、ボスマネジメントという考え方ですね。コーチングは教える、育てるといった組織におけるマネジメントと言いますか、部下育成の方法であると思っています。
ただ、今回のプログラムは、もう少し原理原則の、人間の資質の部分に触れているので、部下に対してだけでなく、お客様や上司など、誰に対しても何にでも応用できるというのが、組織におけるマネジメントの手法であるコーチングとは大きく違う部分ではないかとは思います。
全員で考え、新しいビジネスアイデアを生み出していく
- Q.
受講者に今後期待することは何ですか。
- A.
研修で学んだことを実践し、単に自分の考えを一方的に話すのではなく、部下の話をきちんと聞く姿勢をとり、部下の成長に合った形で目標管理などを行うマネージャーになって欲しいと思います。そして同時に、課長・部長代行としての本来の役割のひとつである、“ビジネスをリードすること”も期待しています。
先ほども申しましたように、市場が成熟期になり、単にお客様のところに行けば商売が転がっているわけではなく、“お客様のことを聞き出す”ことが必要になっています。その考え方は、部下に対することとほぼ同じなので、今回のプログラムを通じて学んだ、“相手のことを聞き出す”という姿勢でお客様に対応し、本来困っていらっしゃることを聞き出して、全員で考えて新しいビジネスアイデアを生み出していくことによって、お客様を掴み、他社よりも有利にビジネスができるようになるのではないかと考えています。
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- ・変化対応力に優れた組織への変革
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