サービス・ソリューション概要 – テーマ別

サービス・ソリューションの内容

組織で起きる問題はすべて、根本を辿れば人が原因であり、解決するのもまた人です。

しかし、人は多くの場合、問題は自分の外側にあると考えがちです。「自分の問題は周り(他人や環境)のせいだ」「周囲のせいで~だ」という考え方では、主体性の喪失、受け身、言い訳、責任転嫁など、他責のメンタルモデルとなってしまいます。

ところが実際は「人は環境や他人など外的要因などによって動かされて行動しているわけではなく、本来、自分で意思決定し行動」しています。このような「自分の問題は自分の責任だ」という考え方においては、どのような環境でも自分の行動は自分で選択できる、と考えるため、主体性、自己選択、自己責任のメンタルモデルとなります。

つまり、問題を人や環境のせいにして不満を持つのではなく、自ら問題解決のために考えて行動する、というように問題に対する姿勢が変わるのです。

私たちの考え方では、「まず自らが変わる」「すべての行動は自分で選択している」「知っている事、解っている事と、実際にできている事は違う」等を本人が自ら気づき、理解していただくことで、真に自律的な人材を育成し、組織が発展するために必要な意識変革を行います。

組織において、働くメンバーはすべて、リーダーが作り出す環境の影響下にあります。リーダーは組織の生産性を大きく左右する非常に重要な役割を担っていることは、言うまでもないでしょう。

しかし、現代のように環境変化が激しく、グローバル化が加速する社会において、組織を次の段階へ導くリーダーシップを発揮するには、従来の成功体験に囚われているようでは太刀打ちできません。自分自身の価値観、世界観、信念などを見つめ直し、自分が何に拠って立つべきかを真に理解することで、組織を率いていくリーダーとしてのあり方(identity)を確立していく必要があるのです。

本プログラムではリーダーシップは先天的な素質・センス・能力ではなく、開発可能な技能(スキル)と捉えています。

そのために、リーダー自らがまず自己を見つめ直し、自分自身の行動や考え方を客観的に自己認識し、実務においての自分自身の改善点を正しく自己理解します。その上で、組織を率いていくことの責任と重要性を再認識するとともに、自らのリーダーとしてのあり方を明確にし、リーダー自身の意識変革、行動変容へと結びつけていきます。

経営理念(ミッション)と行動規範(バリュー)、この二つの言葉は頻繁に使われているにもかかわらず、抽象的で誤解の多い言葉です。企業における経営理念(ミッション)とは、「私たちはこのビジネスでどうやって勝とうとしているのか」、つまり組織の方向性を正確に示すものです。それは企業活動においていついかなる時も、すべての社員の判断の拠り所となるものです。そして、行動規範(バリュー)とは、ミッションをいかに実践するか、つまり勝つという目標を達成するための手段を表します。

ところが、ミッションとバリューの二つが相互に作用しておらず、バラバラになってしまい、その結果、会社全体が破滅の道を歩むケースが昨今、多く見受けられます。言い換えると、ミッションを真の意味で理解しておらず、または、バリューが独り歩きしてしまった結果、ミッションが形骸化してしまったということになります。

私たちは、リーダーが自らの言葉でミッションを解りやすくメンバーに語り、全社員がそれを理解し、企業体質に深く根ざした真に強い組織づくりができるまでに、必要なリーダーとしてのスタンスと関わり方についてのプログラムをご用意しています。

昨今、日本の多くの組織が従来のビジネスの延長では成り立たなくなり、組織全体がシフトチェンジしなければならないケースが増えています。「チェンジマネジメント」とは、そうした業務や組織に関わるさまざまな変革を推進・加速し、成功に導くためのマネジメント手法のことを言います。

しかし、そもそも人は、急激な変化を好まない傾向があるため、慣れ親しんだ環境ややり方に固執する社員も少なくなく、変革を進めようとすると必ず抵抗や軋轢が生じます。従って、チェンジマネジメントでは、社員が変化にうまく適応できるよう、リーダー自らが率先して変革のねらいや必要性を組織に浸透させ、社員の意識改革に努める必要があります。

そのためには、まずリーダー自らが、変革の必要性を受容し、自らの言葉でメンバーに語ることができなければなりません。組織の変革の意図と方向性を自らがしっかりと腑に落とし、実行に移していくためには、リーダー自らの意識変革も必要となるわけです。

チェンジマネジメントプログラムでは、変革の推進の手法にこだわるのではなく、「なぜ、我々は変革の必要性があるのか」を全員がしっかりと理解し、変革そのものを受け入れることから始まります。その上で、自らがどのように変化しなければならないかを考え、最終的に、組織全体に大きな変革のうねりを巻き起こすことを目的としています。

現在の大変化の時代において、イノベーションなくして組織が生き延びていくことは困難と言われています。それが意味するところは、組織の永続的発展のためには、変化に対応するのではなく、変化を見据えて、自らが組織にイノベーションを引き起こしていく、ということです。

イノベーションとは、ここでは技術革新の事を言うのではなく、現状の均衡を創造的に破壊し、新しい組み合わせを考えることを言います。

過去の成功体験にとらわれることなく、古い固定観念を捨てて新しい時代を読み切る思考、「枠組みの大転換=パラダイムシフト」が必須となります。また、様々な視点を養い、顧客のニーズを共有し、組織のビジョンを実感し、メンバーにコミットさせる力も必要となります。

これらはいずれもカリスマリーダーのみが持ち合わせる特別な才能ではなく、学び、鍛え上げることによって得られる、本質を見抜く力であり、誰もが身につけることができるものだと私たちは考えています。

グローバル時代を生き抜いていくためには組織にイノベーションを巻き起こすことができるリーダーは必須であり、その育成こそが組織の命運をつかさどると言っても過言ではないでしょう。

パラダイムとはものの考え方や概念枠組みのあり方です。それは個人や集団にとっての共通の認識や当たり前となっているルール・規範であり、人が行動する際の前提となる考え方です。そしてパラダイムシフトとは、ものの考え方や概念枠組みが大きく変わること、つまり、ルールが変わることを言います。

過去から現在において、このパラダイムシフトによって、常に世の中は大きく変化し、企業は発展を遂げてきました。逆にパラダイムシフトを軽視したばかりに、時代に取り残され、破綻の一途をたどった組織も決して少なくはありません。

現在のような大変化の時代においてこそ、非連続の時代を乗り越えていくために、パラダイムシフトの重要性を理解し、今の環境と立場に必要な新しいパラダイムを見出すことが必要です。しかし、これまで人や企業、社会を支配していた固定観念を一掃し、まったく新しい考え方に切り替えることは容易なことではありません。

また、時代や環境変化によって正しいパラダイムは変化してしまうため、いつのタイミングで、どのようなパラダイムシフトに踏み切るべきなのか、その判断も難題さを増す一因となっています。

そのため、まずは自己のパラダイム、組織のパラダイムを見つめ直し、必要なモノ、捨て去るモノ、付け加えるモノをしっかりと見極めることができる力が必要となります。その上で、新たなパラダイムを築いていくために、どのような思考が必要なのかを、本プログラムではご提供いたします。