実績事例紹介

株式会社りそな銀行 ひょうご地域様

ひょうご地域CEO
藤原 利住 氏

(※部署・役職はインタビュー当時のものです。)

企業概要

金融持株会社りそなホールディングスの傘下にある金融グループの1つ。グループ各銀行がそれぞれの地域特性に応じた地域密着型の営業を行い、質の高い金融サービスを提供している。

導入背景 実施プログラム
  1. 銀行運営が地域密着型に変わったことで、現場の力や発想を大切にするために現場の活性化・組織力の向上を目指し、
    モチベーションの高い自律型人材の育成に力を入れることになった。
    従業員意識調査の結果、仕事への満足度が低かったマネージャー層に対して研修を実施することになった。
リフレクティブ・アクションラーニング
対象者
マネージャー 約60名
目的
モチベーションのメカニズムを学び、自分自身や部下のやりがい向上に結びつける

現場の活性力・組織力の向上のための自律型人材の育成

プログラム実施の背景をお聞かせ下さい。
従来の銀行では、昔の大蔵省の行政の下で仕事を与えられて、銀行本部からも「こうしなさい」と言われて、その通りに各支店が動いてきました。しかし、そういう金融行政は既に崩壊し、また、りそな銀行は地域運営という形に変わりました。 そのため、我々は『ひょうご地域』として成果を出すことを目標に、金融サービス業として、『現場での力・現場での発想』を大切にしようという方向に変わってきております。このような背景で、現場の活性化・組織力の向上を目指し、モチベーションの高い自律型人材の育成に力を入れていくこととなりました。 このプログラムを導入したそもそものねらいは、昨年実施した意識調査の中で、仕事への満足度の低かったマネージャー層に対して、継続的な研修を実施することになりました。

受けてみると非常に良かったという声が聞こえてきた

当日の受講生の様子はいかがでしたか。
皆、研修を受けに行く前はおっくうで嫌なものなんですよね。ですが、受けてみると非常に良かったという声が聞こえてきました。

今までの銀行の研修は、講師から一方的に話を聞くだけの、いまひとつ満足できないものが多かったんです。それに対して、レアリゼの研修は理論を説明してもらうだけではなく、まずはゲームで体感をしてもらう。どういう時にモチベーションが上がるのかを自分で感じてもらう。

そうやって、深い理解をしてもらって、後はそれぞれの問題点を、具体的に話し合いをして解決していくというパターンで組み立てられているので、非常にわかりやすく、結構盛り上がっていたように感じました。

現場で活かしていく中で、自分も相手も変わってくる

プログラム実施の感想を教えてください。
半年間の継続研修で、学びを自分の職場で実践していくというのが良いですよね。その中で、学んだ理論への理解が深まっていく。研修だけを受けて、「良い研修だった」で終わっても全然効果がありませんので。学びの実践といっても、必ずしも次元の高いものである必要はなく、始めやすいものから始めていく。

こうして、現場で活かしていく中で、自分も変わり、相手も変わってくる。そしてそこに、喜びを見出してもらえる、実感してもらえるというのが、一番良いんでしょうね。

自ら気づき、考え、行動する。研修後に変化が現れてきた

実施後にどのような変化がありましたか。
りそな銀行にはブランドスローガンというものがあります。『自ら気づき、考え、行動する』これが、研修を受けることによって実際に現れてきました。

具体的には、各支店が、自分達で店作りをするという方向に少しずつ変わってきたんですね。朝、シャッターを開けて、お客さんを受け入れて、終了時間に店を閉めて…という日々の業務の中で、その間に店頭で何が出来るのかということを皆、色々と考え出しました。

「待ち時間を減らすにはどうしたら良いか。」「待ち時間を感じさせないために、季節のものを展示する。」「取引先の商品の展示をする。」地域密着を目的に、「幼稚園児や小学生を集めた勉強会をする。」「店頭でコンサートをする。」等々、それぞれの支店が独自の取り組みをやりだしたというのも、この研修の1つの大きな成果だと思うんですよね。

今までは、支店長や本部から、「こういう風にやりなさい」と指示されたことしかやってこなかった。いわゆる、受身の仕事です。ところが、主体的に「今までにない銀行をつくろう」ということを自分達が考えて取り組んだことで、達成感や満足感を、社員が感じ出した。

兵庫県下で、スタッフも含め約700名の社員がおりますが、全員がそれを感じてくれると良いですよね。まだ、半分くらいしかいっていないと思いますけどね。

お互いに良いものは出し合い、相乗効果で良くしていく

地域全体の経営という観点で、研修がどのように役立ちましたか。
今までは、例えば隣の支店同士でも競争意識を持っており、お互いに手の内を明かさない。おいしい情報もお互いに出さない。そういうところがありました。

今回の研修でも、初日に集まったときには、同じ『ひょうご地域』のマネージャーどうしであるにも関わらず、みんなバラバラだったんです。それが、いろいろな話をしたり、情報交換をしたりすることによって、共感が生まれてきました。体感ゲームでも、やはり気持ちを1つにしてやらないとうまくいかないですよね。ですから、コミュニケーションや、互いに協力するチームワーク、こういうものが生まれてくる。

我々の地域運営に大事なところというのは、ここなんですよね。『ひょうご地域』の17支店が集まったら、「競争ではなく、お互いに良いものは出し合って、成功体験をどんどん横に広げていって、お互いに相乗効果で良くしていきましょう。」これが非常に大切なところなんです。そして、そういうものが、今回の研修を通じて、地域全体で出来上がってきているように感じています。

実施プログラム

研修の目的
“支店の活性化”
①マネージャー自身のモチベーションアップ
②部下のやる気と協力を引き出すマネジメントを身につける
③支店内を活性化させるコミュニケーション活動を展開し、働きがいのある支店をつくる

~受講者のアンケートより~

  • 部下との関わりにおいて変えられるものと変えられないものの見極めが分かった。
  • 部下に対する接し方が変わり、色々な情報を耳にすることが多くなった。
  • 日々のマネジメントの中で、研修で印象に残ったポイントを意識しながら行動していきたい。