ビジネススクール(ASBS)が開校しました。第1回レポート

2021年5月8日 アゴラ・サーバントリーダーシップビジネススクール(ASBS)が開校しました。

コロナにより環境が激変する中、新しい時代を切り拓く、「未来を創造するリーダー」を養成するスクールです。

ビジョナリー、サーバント、リアリスト

お手本のない時代に未来を創造するために、ASBSでは「ビジョナリー」「リアリスト」「サーバントリーダー」の3つの能力を鍛えていきます。

これからのリーダーは、お手本の無い、先が見えない状況で「望む姿(ビジョン)」を自分で新たに設定することが必要です。真に「ビジョナリー」であることが求められます。

しかし、そのビジョンは、現実に立脚したものでないと意味を成しません。

日々激しく変化する状況の中、空気やその場の感情に左右されず「現状」を冷静に、フラットに正確に認識する「リアリスト」であることが必要です。

これからの経営リーダーにとって必要な「問題発見能力」ですが、「望む姿」と「現状」を確定しないと「問題」は設定出来ません。

発見した「問題」は、最終的には「人と組織」を用いて解決することになります。
しかし、リモートワークや副業解禁など組織には遠心力が働く一方の状態で、もはや「管理」で人を動かすことは限界です。人の主体的な行動を引き出す「サーバントリーダーシップ」が必要です。

12月までの8か月に渡って、「リベラルアーツ」・「サイエンス」・「社会課題」の分野の日本における第一人者の講師陣、そして各社のエース級の受講者同士で議論と対話を重ねることで、「ビジョナリー」「リアリスト」「サーバント」を鍛え、リーダーとして自己変容を実現していきます。

MIMIGURI

今回の受講者は、事業部の部長や子会社経営者など大手企業の次期経営リーダーの面々です。また、国内だけでなく、アメリカ、ベトナム、カンボジアなど世界各地から集っています。

◎ご参加者企業◎
トヨタ自動車、日産自動車、東京海上日動火災保険、第一生命保険、日本電気、パナソニック、ウシオ電機、ソフトバンク、LIXIL、日揮ホールディングス、日東電工、東急不動産、ぐるなび、SCSK、MCJ、吉野家ホールディングス、富士フイルムフォトマニュファクチャリング ※順不同

レアリゼ代表真田

8か月間のプログラムは、第1クール「リアリスト」、第2クール「ビジョナリー」、第3クール「サーバント」という構成になっていますが、それに先立ち初日の開校式が行われました。開校式は、緊急事態宣言下につき、完全オンラインで行われました。

午前中は、ASBS代表の真田の開校挨拶に続き、受講者同士の相互理解のセッション。

午後は、「学びのプラットフォーム」と題して、株式会社MIMIGURIの代表取締役の安斎氏、マネージャーの小田氏による「探求」のセッションを実施しました。 これは、8ヶ月間の取組みの前に、「学び方を学ぶ」といった趣旨であり、「探求」という学び方を深く習得しました。 「知の探索」と「知の深化」。「概念的関心」と「実用的関心」。などの視点は新鮮であり、受講者に様々な気づきをもたらしました。

株式会社MIMIGURI 代表取締役 安斎氏

安斎 勇樹 株式会社MIMIGURI 代表取締役 CO-CEO
東京大学大学院 情報学環 特任助教 1985年生まれ。東京都出身。私立武蔵高校、東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。研究と実践を架橋させながら、人と組織の創造性を高めるファシリテーションの方法論について研究している。主な著書に『リサーチ・ドリブン・イノベーション-問いを起点にアイデアを探究する』(共著・翔泳社) 、『問いのデザイン-創造的対話のファシリテーション』(共著・学芸出版社)、『ワークショップデザイン論-創ることで学ぶ』(共著・慶応義塾大学出版会)、『協創の場のデザイン-ワークショップで企業と地域が変わる』(藝術学舎)がある。

次回からいよいよ「リアリスト」の第1クールに入っていきます。