第2回サーバントリーダーシップフォーラム
サーバントとは「利他」の心です。
サーバントハートはメンバーの教官と協力と結束を引き出します。
厳しい環境を生き抜く強い組織を創るには、リーダーおよびメンバーのサーバントハートが必要なのです。
1949年、広島県生まれ。1973年一橋大学商学部卒業後、(株)富士銀行入行。1998年人事部長、2004年4月(株)みずほコーポレート銀行常務取締役リスク管理グループ統括役員兼人事グループ統括役員。2005年4月ヤマト運輸(株)グループ経営戦略本部長、同年11月、ヤマトホールディングス(株)代表取締役常務。2007年3月代表取締役執行役員兼ヤマト運輸㈱代表取締役社長 社長執行役員。2011年4月より現職。
1943年生まれ。 1969年宇治電化学工業(株)入社、その後四国車体工業(株)を経て、1980年トヨタビスタ高知(現ネッツトヨタ南国)発足と同時に、副社長就任。1987年同社代表取締役就任、2007年同社代表取締役会長に就任。2010年より現職。また高知県産業界の人材にまつわる問題解決にもあたるべく、「土佐経済同友会2000~2004年」などの代表幹事を歴任し、「人づくり」に関する様々な提言をおこなっている。
1968年東京都生まれ。 立教大学卒業後、日清製粉(現・日清製粉グループ本社)に入社。人事部に所属し、93年に退社。 その後、広告代理店を経て、97年に、祖父が創業したホッピービバレッジ(旧・コクカ飲料)に入社。広報宣伝、副社長を経て、2010年4月6日、創業100周年の年に3代目社長に就任。早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了。経営学修士(MBA)。
1966年東京都生まれ。 立教大学卒業後、広告代理店の株式会社I&S(現I&S BBDO)入社。営業局およびマーケティング局を経験。1993年祖父が創業した株式会社アンゼン・パックスに入社。営業、製造、そして別会社である菓子のOEM企画会社を経験。その後専務取締役を経て、2010年から現職。男尊女卑で離職率が高かった社内の雰囲気を刷新。ジェンダーフリーをテーマに、育児休業だけでなく育児短時間勤務や65歳定年制などをいち早く採用した。 現在、東京と米国シアトルの2拠点で活動している。社内では老若男女一切分け隔てなく仕事をさせるのが信条。
株式会社レアリゼ代表取締役社長。早稲田大学商学部卒業後、株式会社リクルートなどを経て株式会社レアリゼ設立。2009年日本サーバント・リーダーシップ協会理事長就任。心理学やシステム思考をベースにした人材開発及び組織開発のコンサルタントを展開。サーバントリーダーシップの普及を通じ、日本を再生し、グローバルに通用するリーダーの育成にも力を入れている『魅力的な組織を創るリーダーのための「自律」と「モチベーション」の教科書』(CEO BOOKS)他、著書多数。
ヤマトグループは、1919年に日本で最も古い民間の運送事業者として創業されました。今や小笠原諸島などを含む全国に拠点を置き、日本人になくてはならないインフラとなり、その中で我々は社会のために何をすべきかを考えなければならない立場になっている、と言えるでしょう。
創業から10年目に路線事業開始という第1のイノベーションを起こしましたが、その後約50年間は大きな改革ができず、世間で「倒産するのでは?」と囁かれるような危機にも直面しましたが、そこで第2のイノベーションとして、1976年、当時の社長であった小倉昌男が新事業へのチャレンジである「宅急便」を開始しました。そして今、第3のイノベーションを起こそうとしています。
カーディーラーのビジネスチャンスを増やすためには、お客様との接触数を増やすことが必要で、現在ではお客様との関係を表すバロメーターは「来店客数」になります。
弊社は、2010年に104,000人の来店客数となり、これは一度お越し頂いたお客様を大事にしてきた結果です。これは、私たちが「お客様を大事にしろ」と言い続けたわけではなく、第一線の営業、サービスに関わる社員自らが「お客様を大事にしたい」という気持ちが内側から湧きあがり、お客様を大事にしてきた結果です。
私は、お客様が、時間のある時には「カーディーラーの所に行ってみよう」と思って下さるような、会社づくりを行ってきました。
人材育成においては、働く動機を高めていくことが大切ですが、それには2つのパターンがあり、
①延々と動機づけをする(問題対処的)
②動機が内側から湧き上がるような環境をつくる(問題解決型)
ということです。
我々は至るところで対処ばかりをするような習慣が身についてしまっています。給与、賞与、昇給というような「頑張りなさいよ」と言う外側からの動機づけです。
石渡: 創業100周年を迎えた2010年に3代目社長を引き継ぎました。父から次のバトンは貴方に渡すからと言われた時、「これからは貴方の想いを共に実現する社員を育てなさい」と言われ、そこから組織を根本から変えることに力を入れました。
売り上げを伸ばすことができた要因に、外的要因としての焼酎人気、健康志向、昭和回帰等がありますが、中小企業にとって売り上げに大きく作用するのは、むしろ内的要因であると思っています。つまり、人材や組織に要因があると分析しております。
尾関: 組織のリーダーが各自の持ち味の違いと柔軟さを見極め、個人の持ち味がバランスよく配置されるように仕組むことがリーダーの役目ではないかと思います。
私は、会社より個人の生活が大切で、個人の生活がちゃんとしていなければ、会社の仕事に100%力を発揮することはできないと思っています。人生の各シーンで働き方、社会との接し方は異なりますので、会社もできるだけそれに合わせて行く必要があり、それが強い社員と会社を作ることだと思っています。
社員の持ち味を活かすことに心血を注ぎ、社員が力を最大限に発揮できるように、私自身がスポイルされるようなことをしてはならないと思っています。
サーバントリーダーシップを提唱したのは、ロバート・グリーンリーフで「リーダーである人はまず相手に奉仕する」というHow toではなく哲学です。
2000年以上前からある本質的なリーダーシップ論で、新しい考え方ではありません。
あるミッションを実現するにあたり、サーバントリーダーと従来的な君臨型リーダーを比較すると、君臨型リーダーは自分が主役、主役をメンバーが支えるという図式ですが、サーバントリーダーは、主役はメンバーであり、それをリーダーが支えるというイメージになります。
日時 | 2012年10月22日(月) 13:00~17:10 |
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場所 | 泉ガーデンコンファレンスセンター |
参加費(税込) | 【特別料金】※9月30までにお申し込みの方 一般8,000円/ 会員4,000円 【通常料金】 一般10,000円 /会員5,000円 ※当フォーラムのお申し込みと同時に協会会員お申し込みをされた場合には、フォーラム参加費は会員価格となります。詳しくは、NPO法人日本サーバント・リーダーシップ協会事務局(info@servantleader.jp)までお問い合わせください。 |
進行スケジュール | 13:00 開会 13:05~13:30 サーバントリーダーシップの概略と国際カンファレンスの報告 NPO法人 日本サーバント・リーダーシップ協会 理事長 真田茂人 13:35~14:45 「為さざるの罪」~ヤマトグループのDNAと現場力を引き出すリーダーシップ ヤマトホールディングス株式会社 代表取締役社長 木川 眞 14:45~15:00 休憩(交流タイム) 15:00~16:00 「顧客の感動を呼び起こす人間性尊重の組織づくり」 ネッツトヨタ南国株式会社 取締役相談役 横田英毅氏 16:10~17:10 「人を大切にする経営」 ホッピービバレッジ株式会社 代表取締役社長 石渡美奈氏 株式会社アンゼン・パックス 代表取締役社長 尾関勇氏 |
定員 | 150名(定員になり次第、締切) |
主催 | NPO法人 日本サーバント・リーダーシップ協会 |
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